2009年6月18日木曜日

イヤー・オブ・ザ・ドラゴン



最近80年代の映画が気になります。当時まだ映画館に行くような年でもなかったので、気になりつつも見ていない作品が沢山あるせいだと思っています。観はじめて感じるのですが、この時代のアメリカって艶っぽいですよね。良い時代だと思います。

今回観たのはイヤー・オブ・ザ・ドラゴン。まだ無名だった頃のジョン・ローンとミッキー・ロークが出ている事で有名です。

ストーリーはハリウッド版の任侠ものといったら乱暴すぎでしょうか。ミッキー扮するベトナム戦争帰りの警官が、ジョン扮するチャイナタウンのドンを執拗に追いつめるのですが...何が言いたかったのかよくわかりませんでした(すいません!)。ベトナムが出てきてしまうと、私は今ひとつ共感ができません。チャイナタウンの抗争を見せたかっただけではないと思うんですケド...。唯一感情移入できた登場人物は、可哀想なミッキーの奥さんだけ。途中ミッキーがブルース・ウィリスに見えてきて...口元が似てるんですよね。気になりました。

一番の見所は、セクシーなミッキー。あまりにも性格の悪い役でひいちゃいましたが、しょぼくれたルックスはかなりツボです。あと、ミッキーとのっぴきならない仲になる中国系の女性トレーシーが見せる80’sファッションが素敵。マニッシュなシャツ&パンツをさりげなく着こなしていたり、肩パットぎんぎんのコート羽織っていたり...。そういえば80’sのファッションてちょいちょいリバイバルしてますが、このあたりってあまり見ないですよね。流行ったらチャンレジしたいです。ふふふ。

シャドーの入れ方に時代を感じます。

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