2009年7月31日金曜日

歌謡曲ナイト

こないだKミンに誘われて高円寺で行われた歌謡曲イベントに行ってきました。バーでDJがひたすら歌謡曲をかけまくるというご機嫌なイベントです。
親しい友達でもあり、超リスペクトアーティストのKミンと久々にご飯しておしゃべりして心にたまっていたイロイロな物を発散!!私の方が年齢が上という事もあり、いつもお姉さん風に接してしまうけど、会うたびに癒されて世話を焼いてもらっているのはこちらだな〜と思います。PC持ってないから読まないと思うけど...いつもありがとう。もっと沢山遊んでほしい。最近職場も変わって新しい仲間ができて、それは嬉しい事だけど、なかなか考えている事が伝わらないもどかしさがあるみたい。古い友達と会うと自分の核が確認できるようで安心します。
さて、肝心のイベントの方ですが、半ばカラオケバーと化していてなかなか楽しめました。ただ歌謡曲というと選択肢が多くひとそれぞれ好みもある訳で、もっとこのへん聴きたかったな〜と思いが残ってしまいました。Kミンのお友達のMカミさんが秋のイベントでDJデビューするみたいなので、それに期待!です。
ちなみに私がDJなら....岡村ちゃんは外せません!元気にやってるかな?

きゃ〜

2009年7月23日木曜日

プレゼント

知り合いが結婚したので、トートバッグを手作りしてプレゼントしました。
オランダで買った可愛い生地があったので、それを使って制作。

風車やチューリップ柄が「ザ・オランダ」って感じでカワイイ。


ラッピングも済んで準備完了。

サイズを小さくしたら、浴衣に意外とマッチする気がします。
自分の分も今度作ろうっと。

2009年7月18日土曜日

最近読んだ本


佐藤泰志全集を読んだ。
村上春樹と同年代で、41歳で自宅近くの木で首つり自殺をした男性というのに惹かれ、借りてみた。
北海道出身で、雪国の短い夏をテーマにした作品が多い。彼の自殺によって未完の作品となった「海炭市叙景」は函館を思わせる炭坑近くに済む人々の群像劇で、希望に満ちた少年や、その日を生きる小銭もなくて半ば自殺に近い形で死んでしまう青年、先のない不倫に見切りを付ける女性等の日常が淡々とした口調で語られている。
日常におこる事をテーマにした作品は好きです。文章が短いのも好き。人物の描き方もリアルで、親しい友達が書いた日記を読むような気分になってしまいました。
作中に「炭坑」がよく出てくるのもイイ。炭坑ってなぜかものすごく郷愁を誘われます。私自身は炭坑となんの関係もありませんが。昼間ドロだらけになって働いて、夜は飲んで、賭け事して、色事をして、泥水みたいに寝るのです。人生を感じますよね。閉鎖された炭坑とか...見に行ってみたい...。

2009年7月14日火曜日

日本の映画は面白い

ずっと前に元同僚のMミンから薦められていた映画「盲獣」を観ました。
そのまえに「ツィゴイネルワイゼン」を薦められて観たら面白かったので、今回もかなり期待をしてTSUTAYAヘ。自由が丘のTSUTAYAは最近移転をしたため、探しているDVDどこにあるのかさっぱり解らなかったので、20歳前後の可愛い女性店員さんに質問。しばらくして店員さんが「これですか」とおずおず持ってきたのがすごいカバー。なんていうか18禁な感じのパッケージでした。私も題名しか解らなかったので、「違います!」ともいえずアワアワしていると店員さんもほっとした様子で「もう一度探してきます。」と下がってくれました。Mミンは超爆裂乙女な作品を日々生み出しているデザイナーで、断じて先輩にエロDVDを進めるような娘ではないので、何がおこっているのかしばらく理解できず、頭の中がグルグル....あれ淫獣だったかな?(もっとヤバそう。)盲銃かな?!あれあれ?!そんな混乱している私に店員さんが持ってきてくれたのは、パッケージ無しの中身のみ。確かにDVDには「盲獣」の文字が。頭の中が?でいっぱいの私は、それをしばらくボ〜っと眺めていると、店員さんは私の気持ちを察してか「パッケージはこちらです。ご確認下さい。」と案内してくれました。結局パッケージ観ても解らなかったんですが、そんなにヤバそうな感じではなかったので、堂々とレンタルしてきましたよ。

盲獣は69年の日本の映画です。この時代の映画って、ビックリするくらい実験的で斬新なのがありますよね。よくTVで「日本の映画も面白くなりましたね。」なんてコメントを聞きますが、つまりこのあたりの映画は面白くないと言っているのでしょうか。いつも気になります。
ストーリーは、盲目のマッサージ師に見込まれた超ナイスバディのモデルが、アトリエに監禁されてヌード彫刻のモデルをさせられるというもの。盲目なので彫刻のテーマは「触感芸術」触って楽しめるという前代未聞の芸術です。作品を作るためにモデルを触りまくるのですが、船越英二の演技がリアルで気持ち悪い!後半かなりエログロな内容になってきて、恐くて直視できませんでした。自分にとっての「快楽」を追求すると「変態」になっちゃうんですね。かなり湿度の高い昭和エロス体験でした。ということでMミンありがとう。


かわいい昭和の部屋。

目が覚めたら恐ろしいアトリエに!

きゃ〜

あしたがすき

2009年7月1日水曜日

家族旅行 その7 ローマ

居心地の良いサンジミニャーノを後にして、いよいよ最後の目的地 ローマへ移動します。のんびりとしたフィレンツェ、サンジミニャーノと違ってローマは都会。悪い人も沢山いるので妹もちょっぴり緊張した様子で一言「大丈夫、アメリカと違ってイタリアではいきなり殺されたりするような事はないから。」そっか、なら安心〜〜。
お昼前にサンジミニャーノを出発、ポッジボンシ駅から一度フィレンツェに戻り、ユーロスターでローマに向かいます。4時頃にはローマについてバス観光をするつもりだったのですが、送電線のトラブルで列車は鈍行以下の進み。ローマに着いたのは7時頃で、ぐったりしてしまいました。ホテルにチェックイン後、夕飯を食べがてら夜のローマをブラブラ。観光のトップシーズンという事もあり、凄い人!田舎でボケしていた私は「祭りか?!」と思った程です。この日はとにかく疲れた!!

次の日早めの朝食を済ませて、さっそく観光へ。ローマは地下鉄だけだとちょっと周り辛いので、バスを使う事に。主要な観光スポットをまわる2階建てオープンバスが一日乗り降り自由で¥1800程。乗りっぱなしでオーディオガイドを聞いて周れば、ざっと土地勘もつかめます。目線が高くて建物がよく見えるので、かなり良かったです。もっとも1周する時間的余裕はありませんでしたが....

最初の目的地はもちろんヴァティカン市国。ヴァチカン宮殿です。
ここまでの旅で、とにかくでかくて、豪華で、粘着質の人たちが執念で描き上げた作品をたっぷり見てきために、かなり美的感覚が麻痺してしまって、旅に出る前の期待感はかなり薄れていたのですが....ヴァチカン宮殿を見て目が覚めました。私はこんなゴージャスな物を表現する言葉を知りません。私の頭に浮かんだ言葉は「やりすぎ!!」。あ、もっと良い言葉ないかな....。才能のある人たちが、十分な予算と時間を与えられて競わされると、こんな事になっちゃうんですね。私壊れてしまいました。


凄い人

たまに面白い絵もあります。この人はより目。



頭にポッペンがはまった人?聖書の登場人物でしょうか。知っている人がいたら教えてください。

ああ、心が休まるとり、とり、とり。




これはヒロミさんへのサービスショットです。左上の少年が艶っぽい!明らかに誘っていますよね。

異教の美術に興味を示してはいけません。ルネサンスに逆行するテーマ。


館内は当然ながらフラッシュ禁止で、ラファエロやミケランジェロ等の飾ってある部屋は非常に暗いので、殆ど撮影できませんでした。上は最後の審判の一部。描くの大変だったろうな...。
日本人として、間や空間を大切にするアートを日々感じて生きてきたので、隅から隅までぎっちりの表現に息が詰まりそうになりましたが、帰国して落ち着いてみると、あの感覚をまた味わってみたいな〜と思い出します。過剰でもいいじゃないか!と。いやむしろ過剰で行こうよ!と思える得難い体験で、横面を叩かれるようなカルチャーショックを受けたのであります。(語調が変)

軽くランチをとって、さらに観光!サンピエトロ寺院を見た後、コロッセオ等古代ローマの遺跡があるあたりまでバスで南下。疲れた足も休まるし、風が気持ちいい。途中下車して買い忘れたお土産等みていたら...もう夕飯の時間です。弾丸トラベラーなみの時間のなさ。クロスやら、聖人カードやら、カソリックグッズを買って帰りたかったのですが、時間が足りない〜!

夕飯は食通の妹の友達のお薦めのローマ料理のお店。観光地は高くてまずい食べ物しかないというのが常識ですので、あまり期待していなかったのですが、アタリでした。場所はピラミデという駅の近くで、中心地からはちょっと外れたところなのですが、地元っぽい人たちがさっぱりした格好(おしゃれまでは行かないところがポイント)で夕飯を楽しんでいました。私はラムローストとアーティチョークを注文。ラムロースとは外はカリッとしていて中は肉汁がたっぷり。脂もそんなに乗っていなくてさっぱりした私好みの味でした。アーティチョークの前菜は絶品!!4人でシェアしたのですが、足りなくて追加オーダーしちゃいました。デザートもフレッシュなフルーツをそのまま出してくれるので、お腹いっぱいなのにツルッと食べれました。満足!



森の妖精


雨の日は静かな気持ちになれるので、お家仕事がはかどります。
外に出なくてはならない用事があると憂鬱ですが。