バンコクに一泊して漸く到着した初めてのチェンマイ。
今回滞在したのはシリパンナ リゾート&スパ。
城壁に囲まれた旧市街からは、やや離れた中規模の落ち着いたホテルで、家庭的なサービスが心地よく、今迄滞在したホテルの中でも最高にくつろげる環境であった。
チェンマイは初めてなので、まずは街歩き。トゥクトゥクを拾って新市街へと向かう。
チェンマイはやや緯度が高いせいか、バンコクやサムイよりも随分と涼しく、お散歩も快適である。
本でみて行きたいと思っていた「dindee」へ。
日本人が経営しているという土でできた建物のカフェ。
オシャレな佇まいにワクワクしながら「サワディカー」と声をかけると「お好きな席にどうぞ」と日本語の返答。ちょっと照れる。
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土でできた可愛いお家 |
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細かい所にもセンスを感じる |
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体に優しい野菜中心のメニュー |
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何サラダだったかな... ソムタム風の味付け。美味。 |
雰囲気もお味も言うことなしのお店にいきなりあたってしまったので、俄然高まる期待!やるなチェンマイ...
お腹もいっぱいになったので、いくつか気になるお店を覗きに、ガイドブックを観ながら街をブラブラ...
タイ北部にはとってもオシャレな部族が住んでいるんだけど、そんな部族のが作った、刺繍の入った服や、ビーズのアクセサリー等が名産のひとつで、街のお店にもあちこちに並んでいる。新鮮な色の組み合わせ。力強い手仕事。かと思うと、ポップな地元のデザイナーのお店もあったりして、眺めていて飽きない。
チェンマイは日本の京都のよう...とよく表現されるけど、やはりバンコクより洗練されているように感じる。
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地元アーティストの作品を扱う店 |
お目当ての「GINGER」でお買い物後、小腹を満たそうとウロウロしていると、相方の好きな「ロティ」のお店を発見。
ロティは殆どクレープなんだけど、もう少しクリスピーでさくっとした食べ物。
タイの屋台ではよく食べるけど、専門店に入るのは初めて!
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こちらがロティ。 練乳がかかっています。やっぱり美味しい。 |
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こちらはしっとりしたロティ。微妙。 やはりロティは食感が命。 |
入ったらいきなりお茶が無料で出てきたので、申し訳なくてロティを2つ注文。
おなか一杯だよ...
一度ホテルに戻って、休憩。
夜は旧市街のサンデーマーケットに向かう。
サンデーマーケットって、あれでしょ、タイで良くあるナイトマーケットでしょ...
タイでは曜日ごとに各地で毎週ナイトマーケットが開催されていて、パッタイ等の食べ物からフルーツ、日用品、ちょっと大きいナイトマーケットだと衣料品迄屋台で買えてしまうんである。買い食い好きな私たちは、ネットで予めホテル近くのナイトマーケットを調べておいて良く利用している。
ほくほくしながら開場に向かうと、サムイで見慣れたそれとは明らかに規模が違う。屋台が沢山! 人が大勢! 白人がコンサートしてる!なんか明るいし!(田舎のナイトマーケットは超暗い)
実はそこは、サンデーマーケットではなく、城壁外の広場で毎晩開かれているナイトマーケットだったのだけれど、とにかく凄い混乱と混雑で、もみくちゃにされたがらようやくたどり着いたサンデーマーケット。写真はありません(キッパリ)。
サンデーマーケットでは地元のお店の商品に混じって、手作りの商品なんかも並んでて、見応えあり。しかも、お店で買うよりずっと安いので、スリを恐れて現金を殆ど携帯してなかった事を後悔。
旧市街の目抜き通りをびっしりと埋め尽くす露天。途中道の真ん中で、意味不明な芸を披露している人達もいて、なかなかにカラフル。これからチェンマイに行く人は、絶対日曜日を挟んだ方が良いと思う。
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ナイトマーケットにてディナー |
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お約束のパッタイ |
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ガイヤーン |
サンデーマーケットの混乱を抜けて、ナイトマーケットで夕飯。
屋台の間に座席が用意されているんだけど、全然足りてなくて、他の観光客と相席することに。向かいの中国人夫婦の食べっぷりが良く、爽快な気分に。開場ではビールの販売がなく、無口にパッタイをつつく日本人夫婦であった。