2015年2月20日金曜日

スリランカ その4

 風が強く海に入れない日が続く。

 朝食のビュッフェを済ませて、プールサイドで読書&昼寝。ヘリタンスアフンガッラのプールサイドにスタッフの常駐する場所はなく、ベッドとタオルを用意してもらうには、忙しそうにしているスタッフと目を合わせなければいけない。一番乗りでプールサイドに出たので、木陰のベストな場所をキープ。海の音を聞きながら本を読むのは心地よい。

 ホテルのビュッフェは美味しく、種類も豊富なのだけれど、高いしやはり外のレストランも覗いてみたい。例によってホテルの周りは物売りで一杯なので、タクシーであるベントゥタという小さな街へ。海辺のホテルでランチを頂く。

 特に街というほどの建物はなく、橋を渡って隣町のアルトゥガマの八百屋を覗く。
 フルーツはキロ売りというお店の方に、そこを何とか…とお願いし、オレンジやマンゴーを2個づつ購入。お金を払おうとすると、スッと奥から別の男性が出てきて、お金を受け取ろうとする。どうやら私がずっと話していたのは店員ではなく通りすがりの男性らしい。やってしまったと、ちょっと血の気が引く。仲介手数料等取られるのかとびくびくしたけれど、とっさにピュアな日本人になりきって「ありがとう。」と爽やかに、そして、そそくさと店を後にする。いい人だったかもしれない…と自己嫌悪に陥りそうになるけれど、今迄の経験上、旅先で受ける親切の先には必ず何かある!のでこの判断は間違っていないハズと自分を慰める。後ろから彼が「この先に、素敵な洋服屋があるよ。」と叫んでるのが聞こえる。

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