2009年7月14日火曜日

日本の映画は面白い

ずっと前に元同僚のMミンから薦められていた映画「盲獣」を観ました。
そのまえに「ツィゴイネルワイゼン」を薦められて観たら面白かったので、今回もかなり期待をしてTSUTAYAヘ。自由が丘のTSUTAYAは最近移転をしたため、探しているDVDどこにあるのかさっぱり解らなかったので、20歳前後の可愛い女性店員さんに質問。しばらくして店員さんが「これですか」とおずおず持ってきたのがすごいカバー。なんていうか18禁な感じのパッケージでした。私も題名しか解らなかったので、「違います!」ともいえずアワアワしていると店員さんもほっとした様子で「もう一度探してきます。」と下がってくれました。Mミンは超爆裂乙女な作品を日々生み出しているデザイナーで、断じて先輩にエロDVDを進めるような娘ではないので、何がおこっているのかしばらく理解できず、頭の中がグルグル....あれ淫獣だったかな?(もっとヤバそう。)盲銃かな?!あれあれ?!そんな混乱している私に店員さんが持ってきてくれたのは、パッケージ無しの中身のみ。確かにDVDには「盲獣」の文字が。頭の中が?でいっぱいの私は、それをしばらくボ〜っと眺めていると、店員さんは私の気持ちを察してか「パッケージはこちらです。ご確認下さい。」と案内してくれました。結局パッケージ観ても解らなかったんですが、そんなにヤバそうな感じではなかったので、堂々とレンタルしてきましたよ。

盲獣は69年の日本の映画です。この時代の映画って、ビックリするくらい実験的で斬新なのがありますよね。よくTVで「日本の映画も面白くなりましたね。」なんてコメントを聞きますが、つまりこのあたりの映画は面白くないと言っているのでしょうか。いつも気になります。
ストーリーは、盲目のマッサージ師に見込まれた超ナイスバディのモデルが、アトリエに監禁されてヌード彫刻のモデルをさせられるというもの。盲目なので彫刻のテーマは「触感芸術」触って楽しめるという前代未聞の芸術です。作品を作るためにモデルを触りまくるのですが、船越英二の演技がリアルで気持ち悪い!後半かなりエログロな内容になってきて、恐くて直視できませんでした。自分にとっての「快楽」を追求すると「変態」になっちゃうんですね。かなり湿度の高い昭和エロス体験でした。ということでMミンありがとう。


かわいい昭和の部屋。

目が覚めたら恐ろしいアトリエに!

きゃ〜

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