2014年8月25日月曜日

トリエンナーレ



3年に一度の現代アートの祭典「トリエンナーレ」にて。

表現したいという、駄々っ子にも近い欲求を受け止めてきました。

そしてふと目に止まった森村さんのキャプション。
キレイな文章で心に刺さったので備忘録的に。

「芸術家とは、なぜかいきなり、社会や宇宙と戦いを始める格闘家のことである。
たった独りで立ち向かうこの重労働は、生きる衝動の純粋なあらわれなのだが、
無意味で無用な徒労のようにも見える。

それゆえ、この格闘家は、役に立つ事を求める価値観とはあいいれず、
しだいに人里から遠ざかっていく。

そして、やがて人知れず忘却の海へと旅立って行く。
いかなる風にもなびかず、孤独な光を放ちつづける忘却の旅人となるために。」

遠く宇宙に消えてく芸術家が目に見えるようで(笑)視覚に訴える文章ですね。

恥ずかしながら森村泰昌さんの事を全く知らなかったのですが、セルフポートレイトを撮られてる方なんですね。調べてみたら面白くてはまっちゃました。

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