2012年9月20日木曜日

最近読んだ本



図書館で借りた本「消えた縄文人 99の謎」。面白かったです。
写真がいっぱいの本て家にあると邪魔だけど、やっぱり見応えありますね。
昭和52年の本なので、今はもっと新しい事実に上書きされている部分もあると思われます。

昔、学校で習った「縄文時代」。みんなオシャレで貧富の差の無いすばらしい時代!と思っていたけど、みんな等しく貧乏な時代であったと気づく(遅い)。食料の採取&加工にほとんどの時間を費やす毎日です。「縄文土器」は棒状にのばした粘土をくるくる重ねて作った器に強度を出すために、凹凸のあるものをスリスリと擦り付けたのがソモソモの始まりなんですね。素朴な器が、縄文時代中期には力強くデコラティブに(ちょっと岡本太郎っぽい)、後期には洗練されたデザインになって行くサマがまとめられてて大変興味深かった。土偶のA3サイズのポスター的なものも付いてて(笑)、編集の方の「縄文愛」が感じられる一冊でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿