2009年6月18日木曜日

家族旅行 その4 サンジミニャーノ


後ろ髪をひかれる思いでフィレンツェを後に。列車にのってサンジミニャーノに向かいました。サンジミニャーノはフィレンツェから南に1時間程の場所にある小さな街です。陸路での移動は好きです。景観の統一された街中をすぎて、次第に新しい建物が目立ってきます(といっても築30年くらいは経ってそう。)工場地帯があったり、オリーブ畑が広がってきたり、景色がちょっとずつ、でも劇的に変わってくるのを見てると...寝てしまう...。気がつくと最寄りの小さな駅ポジボンシに着いていました。駅には、小さな民宿を経営している妹の友達が迎えにきてくれていました。

実は、日本を発つ一ヶ月前からずっと具合が悪くて、咳が止まらなかったのですが、このあたりからやっと調子が戻って、旅の思い出も俄然ビビッドに変化してきます。はじめて訪れる街は、空気がきれいで、気分爽快。のんびりとしたオリーブ畑が広がる素敵なところでした。知り合いにはクラクションで挨拶。妹の友達の運転する車は、突然スピードが出たり、とろとろ運転になったり....。そうやってたどり着いた宿は、サンジミニャーノからは数キロ離れた、オリーブ畑を見下ろす丘に建つ居心地の良い場所でした。陽気な妹の友達と、シャイなお兄さんが経営するホテルです。

「ホテル ベッキオ アジーロ」とは「古い幼稚園ホテル」という意味だそうです。その名の通り、古い幼稚園を改造して作ったんだそうな。都会の喧噪で疲れた体から邪気がふ〜っと抜けるのを感じました!!
オリーブ畑を窓から眺めながら、風を顔に受けているだけであとはなにもいらな〜い。




一休みしてから、サンジミニャーノに向かいます。

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