2014年8月27日水曜日

シュトルム・ウント・ドランクッ




友達のKミンが小物協力をしているので、行かねばと思っていた「シュトルム・ウント・ドランクッ」。

大正時代に反政府活動をしていた「ギロチン社」の青年達の話。美意識の高い映像に、しばし浮遊感を味わう。乱暴に言ってしまうと、鈴木清順っぽい世界観だが、キャラクターがひとりひとり丁寧に描かれているので、途中涙するくらい感情移入してしまう。

意外と(?)良かったのが、遊女のミドリ役を演じた藤野羽衣子。最初からフルヌードで登場したので、そっち系の人なのかなと思ってみていたら(実際ストリップパフォーマンスをしていた方らしい)作品世界と彼女の個性がいい感じで混ざってて、好意を抱いた。

「ギロチン社」というのは実際にあった団体らしく、ネーミングのあっけらかんとした絶望感に感心する。

こういうアングラな世界と私は微妙な距離感があるんだけど、詳しい友達がいるのはありがたい。観て良かった。

劇中に出てきた喫茶店とか、近所にあれば良いな。


2014年8月25日月曜日

トリエンナーレ



3年に一度の現代アートの祭典「トリエンナーレ」にて。

表現したいという、駄々っ子にも近い欲求を受け止めてきました。

そしてふと目に止まった森村さんのキャプション。
キレイな文章で心に刺さったので備忘録的に。

「芸術家とは、なぜかいきなり、社会や宇宙と戦いを始める格闘家のことである。
たった独りで立ち向かうこの重労働は、生きる衝動の純粋なあらわれなのだが、
無意味で無用な徒労のようにも見える。

それゆえ、この格闘家は、役に立つ事を求める価値観とはあいいれず、
しだいに人里から遠ざかっていく。

そして、やがて人知れず忘却の海へと旅立って行く。
いかなる風にもなびかず、孤独な光を放ちつづける忘却の旅人となるために。」

遠く宇宙に消えてく芸術家が目に見えるようで(笑)視覚に訴える文章ですね。

恥ずかしながら森村泰昌さんの事を全く知らなかったのですが、セルフポートレイトを撮られてる方なんですね。調べてみたら面白くてはまっちゃました。

2014年8月21日木曜日

ワークショップしました



レジンワークショップ開催致しました。

今回はスミレピアス(もしくはペンダント)とピルケースを作成。
こちらを硬化する間に、あちらを作成…と時間を有効に使ったのですが、大変でした〜。
途中集中力がきれかけ、作業後のミンニョロ特製スイーツがおいしくいただけました。

ご参加頂いた方々の作品もとてもキュートでした。
ありがとうございます。

次は何にしようかな。

ワークショップの様子はこちらで。