2011年1月5日水曜日

トルコ旅行 その3 カッパドキア


ギョレメにいたビスコ似のワンコ。

カッパドキアも3日目。大体感じも掴めたので、ちょっと冒険に。
ギョレメの停留所から10分ほどバスに揺られ、岩を岩壁を彫って作ったウチヒサルという城塞に行きました。とりあえず高台で眺めも良くてご機嫌! 頂上(?)にはトルコの旗も立っていて、ちょっとした達成感も味わえます。

ウチヒサル。内側から階段を登って頂上に行ける

ここからピジョンバレーという渓谷を下って、ギョレメまで軽くトレッキングです。ローズバレーよりも短くて簡単だよとガイドさんに教わったのです。道路から渓谷は見えるんだけど、降りる道が分からない。町の人に聞くとどこで聞いても「100メートル先から降りられるよ」とみんな同じ答え。要するにどこから降りても良いみたい。ゆるやかな斜面を見つけておそるおそる降りて行きます。

ところで、トルコにはワンコが多い。どうも飼い犬っぽいけど、みんなリードなしで街をウロウロしています。なんとなくのテリトリー意識もあるみたいで、遊んだりけんかしたりと生き生きしてて楽しそう。ウチヒサルの村にもワンコが何匹かいて、そのうちの一匹が道案内を買って出てくれました。前に後ろにとウロウロして、案内してくれました。

ウチヒサルのウッチャン。


ピジョンバレーの入り口は、生活排水が流れてたり畑があったりとわりと地味な感じ。でも途中で突然起伏が激しくなり、とても前へは進めない状態に。道案内のワンコは、川を泳いで渡って「こっちだよ」といいたげですが濡れるのも嫌だし、前を歩いていた旅行者も引き返してきて、仕方なく私たちも諦めようとしていた所に...どこからともなく老人が現れて「こっちこっち」と手招きしてるではありませんか! 英語まじりのトルコ語で「そっちは道がないから、こっちに来い。」と言っているみたい。道が分かる所までちょっと案内してもらうつもりだったんだけど、断崖絶壁続きでその後15分ほどガイドしてもらう事に。ようやく道が平坦になったところで「こっちがギョレメだよ」と教えてくれました。

ウッチャンのせいで、途中野犬に吠えられて怖かった。

アフメッドという老人が案内してくれた。


断崖絶壁!ファイト一発!
右上の赤いのは私です。

トルコ人は親切って本当だったんだな〜としみじみしてると老人が...「子供はいるか?」いいえいませんけど「ボクは双子の子供がいる」ほんとう素敵ね「心臓病で」そんな大変!「お金がいるんだ」...えっえ〜! ひょっとしてコレって....私たちトラブルに巻き込まれてます?!
元々親切のお礼はしたいと思っていたので、TRL10(600円くらい)を渡すと、もの凄く不機嫌そうに「こんなんじゃ夕飯食べたらなくなっちゃうよ!」と不満げ。でも、心臓病が直せるほどお金を渡す事もできないので「Thank you! Have a nice day!」でなんとか乗り切る。親切の料金てどのくらいが適当なんでしょうね。

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